わたしたちは、本州最東端のスペシャルティコーヒー豆店です。
毎日飲飲みたくなるような、飲みやすくて、おいしいコーヒーを目指しています。
2019年秋、焙煎の先生を神戸より宮古市にお迎えしました。
(先生のお店は、神戸「LANDMADE」さん。https://www.landmade-kobe.com/)
私より年下の素敵な笑顔ながらも、関西弁ゆえの(?)圧力ある指導の先生。
焙煎技術はもちろん、コーヒー全般の理論講習、コーヒーのラインナップのコンセプト。
将来的に競合店が出来た時を念頭においた運営の方法まで、惜しげもなくあっけらかんとご教授いただきました。
先生からお教えいただいたもので、一番印象的だったのは…。
先生のお店は、スペシャルティコーヒー専門店です。
一般にスペシャルティコーヒーの定義は、いくつかあるようです。
例えば、手に届くまでの経路や輸送保管などの流通のしくみが見える、欠点豆が少ないなどの特徴があるそうです。
コーヒーの産地は、おおよそ一般的に貧しいとされている国が多い現実があります。
栽培作業のお手伝いで、子供たちが学校に行けないなど、貧困にあえぎながらコーヒー作りをしている国々。
しっかりと作業への対価を払って、生産者家族やその子供たちの暮らしを支えようとする動きは、認識しておりました。
思えば、ファッション業界も同じです。
特にファストファッションでは、過酷な環境で生産を強いられたり、化学薬剤にまみれた汚染された川のそばで人々が暮らしたり。
そんな類の話はよく耳にするものであり、とんでもない業界だと、心を痛めるしかありませんでした。
スペシャルティコーヒーという言葉は、素人目線ながらも、ファッション業界と同様に、イメージ先行の部分も感じることがあります。
それだからこそ、生産者や農園の家族の顔が見えるようなしっかりとした生豆を仕入れたい。
お客様に提案し続けることを通じて、彼らの労働にお金を支払うことを目指してみたい。
服屋が始めるコーヒー屋だからこそ、目指してみたいと思いました。
わたしたちに、焙煎を教えてくれた上野先生は、コーヒーによるチャリティーイベントを通じて、難病と闘う子供たちの支援をされています。
弊店もこれまで、震災から台風10号まで多くの支援していただきました。
服屋としては、これまで何も恩返しできなかったと感じていました。
今後はコーヒーというものを通じて、被災地で活動する方々に、全く微力だとは思いますが、少しでも貢献できるようにしたいと思っています。
ちなみに、スペシャルティコーヒーのもう一つの定義は、高品質で美味しいことだそうです。
先生のお話に、あらためて、気軽に毎日飲んでいただけるような美味しいコーヒーを目指しております。
コーヒーの焙煎は、検証また検証。
上野先生から学ばせていただいた姿勢は、常に念頭において焙煎をしております。
また何よりも、清潔第一でお届けするように、常に心がけて運営しております。
Ready to roast!
服と珈琲豆で、あなたの暮らしに素敵な熱反応をお届けします。
さとう珈琲豆直売
090-1930-4518